教員

運営と科目教育は8名の専攻教員が担っています。研究指導については、専攻教員以外に専攻外指導教員が受け持つこともあります。専攻外指導教員は、学生の研究内容に応じて、理工学術院の教員が協力します。
博士1-2年生の間は1人の担当教員が研究基礎能力について指導します。博士3年生以降は主担当教員以外に副担当教員や企業から参画するコンサルティング教員などを選ぶことができるようになります。副担当教員やコンサルティング教員には、自身の専門分野との合致にのみこだわらず、研究の幅や視野を広げるために必要な知識を持つ者を選び、アドバイスを受けると良いでしょう。

専攻教員

  • 多辺 由佳 教授 博士(工学)
    ソフトマター物理
    西早稲田キャンパス 51号館7階07A室
    柔軟性と丈夫さを併せ持つソフトマターは、生体から製品まで様々な分野に用いられています。私達は、液晶・生体膜・バブル・コロイド・ソフトクリスタルを対象に、「対称性」と「動き」に注目して物性研究を行っています。具体的には、キラル液晶に熱流や拡散流を与えると引き起こされる分子集団回転運動、直流電場によるバブルの自励振動、電子線照射によるソフトクリスタルの自発的対称性の破れと一方向回転、疑似生体膜への特異的な物質吸着・脱離など、異方性ソフトマターにしか見られない非共役な入出力関係から、ソフト凝縮系物性の一側面を明らかにするとともに、新しいソフト材料の開発を目指しています。

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