教員

運営と科目教育は8名の専攻教員が担っています。研究指導については、専攻教員以外に専攻外指導教員が受け持つこともあります。専攻外指導教員は、学生の研究内容に応じて、理工学術院の教員が協力します。
博士1-2年生の間は1人の担当教員が研究基礎能力について指導します。博士3年生以降は主担当教員以外に副担当教員や企業から参画するコンサルティング教員などを選ぶことができるようになります。副担当教員やコンサルティング教員には、自身の専門分野との合致にのみこだわらず、研究の幅や視野を広げるために必要な知識を持つ者を選び、アドバイスを受けると良いでしょう。

専攻教員

  • 村田 昇 教授 博士(工学)
    数理工学
    西早稲田キャンパス 63号館6階18A室
    生体の学習機能を数理的にモデル化して工学に応用することに取り組んでいます。我々人間は過去の経験をもとに未知の状況に対処することができますが、この学習機構の背後にある仕組みを調べ、様々なデータの解析に適用できるようなアルゴリズムとして実装しています。こうした解析技法は現在大量に蓄積されつつある我々の身のまわりのデータの解析、例えば家庭の電力消費の予測や商品の評価アンケートの分析などに活用されています。また、直接測ることができないため数値化することが難しい人間の内部の状態を、脳波や筋活動電位あるいは音声など生体が発する信号を計測し分析することによって推測するといった研究も展開しています。

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